
口臭が気になるけど、原因がイマイチわからないなぁ。ちゃんと原因を理解して予防とケアしたいけど、どうすればいいのかわからないなぁ、、、。
こんな疑問にお答えします。
この記事のポイント
口臭の原因は口の中の細菌にあること
口臭の予防方法
口臭のセルフケア方法
口臭ってまわりに迷惑かけないように気を使うからかなり疲れませんか。ちゃんと歯磨きしても効果感じられないし、原因がはっきりわからなくてつらいし。それに口臭の原因がわからないから対策もできなくて、、、。
ぼくは口臭が気になり始めたころ、歯医者で診察した時に口臭の原因がわかりました。ぼくの経験は過去に紹介してますのでよかったらどうぞ。
この記事では口臭の原因を知ってから、予防方法とセルフケア方法を歯医者さんに教えてもらってやってきたことをご紹介したいと思います。
このページの目次
「口臭」はニオイの中で1番気になる!
毎日毎日、日常的にいろんなニオイに触れていますが、ぼくが一番気になるのはダントツで口臭です。それは会話するたびに自分が臭くないか気にするし、逆に他人が臭いと気になるから。
以下はライオンが「日頃気になる自分のニオイ・他人のニオイ」のアンケートを取ったところ、口臭という結果でした。
ライオン調べ:20~50代男女、n=842、2017
口臭の種類は4つ!
口臭は発生原因によって大きく4つの種類。順番に見ていきましょう。
1. 生理的口臭
口の中の不衛生や起床直後、空腹時など、口の中の細菌が増殖して発生する口臭。生理的口臭はどんな人でも発生します。歯みがきや食事をして唾液が出ることで口臭が抑えられます。
2. 病的口臭
病的口臭の発生は2パターン。口の中の病気(虫歯や歯周病など)が原因で発生するパターンと、からだの病気(糖尿病や肝臓病など)が原因で発生するパターンです。
3. 外因的口臭
外因的口臭はイメージしやすいですね。ニオイのある食品(ニンニク、タマネギ、ニラなど)、あとはタバコなどです。タバコは例外として、食品の場合の口臭は時間とともに弱まります。
4. 心因性口臭
検査した結果、特に問題は見当たらないのですが本人が口臭あると思い込んでいるパターン。自臭症ともいいます。
どんな人にも発生する「生理的口臭」
「生理的口臭」はどんな人にも発生します。朝起きた時に 「なんか口がニオウかも?」と気になったことをキッカケに、口臭が気になるようになった人も多いのではないでしょうか。
この先では生理的口臭が発生する理由とニオイの根本的な原因についてご紹介します。
結論、生理的口臭の原因は口の中の細菌です。歯垢や舌苔、唾液に含まれる細菌が食べかすや口の中に含まれるタンパク質を分解することで口臭が発生します。
口臭の主なニオイ物質は、「硫化水素」「メチルメルカプタン」「ジメチルサルファイド」という3つのです。口臭はこの3つの物質が混ざり合って、不快なニオイになるのです。
舌苔とは 舌の表面にできる白い苔のような細菌のかたまりのこと。舌苔はうがいではとれません。舌ブラシやハブラシで取り除きましょう。
朝から夜の間で口臭の強さは変わる
口臭と無縁と思われがちな健康な人でも生理的口臭は発生します。口臭の強さは朝と昼と夜の食前に強くなる傾向があります。
前に書きましたが、唾液が減少すると口臭が発生します。ちなみに朝起きた時の口臭を「モーニングブレス」、お昼の空腹時の口臭を「ハンガーブレス」といいます。

口臭予防の方法
生理的口臭は、基本的に「歯垢」や「舌苔」などの口の中の汚れが原因なので、それらを除去して口を清潔に保つように心がけましょう。
1. ハブラシや歯間清掃用具を使用して歯垢を除去
口臭を防ぐ基本は、食べかすや歯垢などの汚れをしっかり除去することです。歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、奥歯の噛み合わせなどは、特に歯垢が残りやすい部分なので、丁寧にみがきましょう。また、歯並びの悪いところ、1番後ろの奥歯などのみがきにくい箇所は、口の状態に合わせてハブラシのあて方を工夫してみがきましょう。歯をみがく時は、殺菌成分にくわえ歯垢や舌苔をはがして分散させる機能のある洗浄成分(ポリリン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど)が配合されたハミガキの使用がおすすめです。また、歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくく歯垢が残りやすいので、ハブラシだけでなく、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を併用して汚れを効率良く落とすようにしてください。
2. デンタルリンス・マウスウォッシュを使う
デンタルリンス・マウスウォッシュは口の中を爽快にするだけでなく、口臭の原因を洗浄、マスキングして口臭を予防します。殺菌剤が配合されているデンタルリンス・マウスウォッシュならさらに効果的です。食後やお出かけ前などにお使いいただくと良いでしょう。また、寝ているあいだは唾液の分泌が少なくなり、口の中の自浄作用が低下します。細菌が増殖しやすい状態になりますので、就寝前の使用もおすすめです。
3. 舌を清掃して舌苔を除去
口臭の主な発生源となる舌苔も、舌を清掃して取り除きましょう。
舌ブラシやハブラシを舌苔が付着している部分に軽くあて、奥から手前に向かって、ゆっくり動かして清掃してください。「おえっ」とならないように、舌を思い切り前に出すのがコツです。ただし、舌は非常にデリケートな組織なので、力を入れすぎないこと、清掃しすぎないことも重要です。1日1回を目安に舌の汚れが気になるときに清掃してください。舌専用のクリーニングジェルを合わせて使うのがおすすめです。
参考:https://lidea.today/articles/474
口臭予防するために重要なのは「唾液」
口臭予防のために唾液は超重要です。唾液には、口の中をきれいにする自浄作用、抗菌作用、粘膜の保護作用などがあります。唾液が少ない=口の中が不潔なので、口臭が発生します。
唾液は唾液腺マッサージ(耳下のあご付け根らへん)したり、舌を前後に出したり引っ込めたり、前に出して左右に動かしたり、円を描くよう回したりするといいでしょう。
人に会う前にその場しのぎで対策するなら、、、
「マウススプレー」がおすすめ
歯みがきを習慣としていても、人と会う直前や近くで話す時などは、口臭が気になりますよね。そんな時のために「マウススプレー」はおすすめです。
マウススプレーでも特に殺菌作用があるものだと、口臭の原因菌を殺菌してくれるので口臭ケアができます。あるいは口内の潤いを増やしてくれるマウススプレーなどもあります。香りの種類も豊富で自分もリフレッシュできるので携帯していて損はないと思います。