そんな疑問にお答えします。
この記事では、仕事で信頼を得るためには、日常業務でのコミュニケーションがいかに大切かお伝えします。
この記事のポイント
何事も厳しい見立てをすることの大切さ
必要な情報は簡潔にまとめて伝える
仕事をしていると業務担当が自分から外されたり、新たな業務に自分以外の人が抜擢されたりすることがあると思います。
それらの原因は自分の業務品質が低いことが可能性として挙げられます。品質の高い業務をするには、自分のアウトプットの他に、仕事をお願いする人への適切な指示を行い、自分が意図するアウトプットをしてもらう必要があります。
そのためには、コミュニケーションスキルが必須です。今回はコミュニケーションスキルを中心に解説していきます。
なぜコミュニケーションスキルが仕事の信頼になるのか?
コミュニケーションスキルが高いと、仕事が円滑に進みますので、結果として自分の周りからの信頼がアップします。
その理由は、相手がどのように受け取り、相手がどう行動するか考えるか、そしてどんなアウトプットをするかをイメージできているため、自分や周りが思い通りに仕事ができるからです。
コミュニケーションスキルを習得すると、相手がどう受け止めてどう行動するか考え、そのためにどう伝えるのが良いかわかるようになるので、資料作成スキルやプレゼンスキルもアップします。社会人として必須な根底にあるスキルなのです。
【基礎編】業務上の見立ては厳しくする
作業時間であれば、多めに確保しておいたり、物数であれば余分に準備しておくなど、自分の能力や未来の出来事を予測するスキルはかなり重要です。
信頼を獲得するにはこうした細かなところの精度も求められます。ただ、決して難しくないので頭を使えば誰でもできます。
実際の例で解説します。
彼、大丈夫か?となる事例です。
大型台風の影響で、電車などの公共交通機関はマヒしており、ほとんど動いていない日がありました。
会社からは安全第一にゆとりを持って出社するようにと指示があったのですが、それ程影響ないだろうと「10時ごろ出社します!」と伝えました。
しかし、電車は一切動きません。時間が経ち到着予定時間に間に合わないとわかる度に「すみません、〇〇時に着きます!」と連絡を送り続けたのです。
さすがにこの一件で信頼どうこうって話ではないですが、繰り返すとよくないですね。
なので、こういった見立てをする時は、事前に状況を把握して冷静に判断するようにしましょう。
質の高いアウトプットを求める事例です。
納期遅延で先方から連絡がない場合のプッシュを他の担当者にお願いする場合です。
〇〇さんに進捗確認お願いします。
より、
〇〇さんに納期遅延のため、進捗確認お願いします。
の方が状況をわからない人でも直ぐに行動してくれますよね。
ポイントは、相手がどう受け取って、どう行動するかを考えるようにするといいです。
慣れるまでなかなか難しいですが、身につけるとかなり重宝できるスキルです。