
プラットフォーマーって?
プラットフォーマーの顧客は誰??
こんな疑問を解消します。
プラットフォーマーの顧客は、どちらかに絞ろう。
これが結論です。
インターネットの普及により、IT系事業はプラットフォーマーになることを目指してサービス開発する事が増えました。
プラットフォーマーとして開発を進める上で悩ましいのが、【誰をお客さんとするか】です。
こんな事をいうと「そんなのお金を払う方に決まってるじゃん!」なんて声が聞こえてきます。
が、本当にそれで良いんですか!?って言う話をしていきたいと思います。
本記事を参考にすると、プラットフォームを作ろうとする際、迷ったときの判断基準が明確になります。
この記事のポイント
プラットフォーマーとは?
プラットフォーマーとして顧客を決めるのは重要
誰を顧客とするかは永遠の課題
このページの目次
プラットフォーマーとは?
最近、よく耳にするプラットフォーマーについて、簡単に解説します。
「GAFA」などインターネット上で大規模なサービスを提供している巨大IT企業
プラットフォーマーといえば「GAFA」や「FANG」は、各分野において業界最大手なのはご存知かと思います。
ほぼ全世界でサービスを展開し、莫大な利益を上げていて、さらに世界中のユーザーの個人情報を保有している、のが上記プラットフォーマーの特徴です。
プラットフォームを開発するときは、「真の顧客」を決めるべき
プラットフォームということは、何かしらの取引がされますよね。
プラットフォームの場合、下記のように3者間取引となります。
購入者=お金を払う方
販売者=お金をもらう方
プラットフォーマー=お金をもらう方
これ以外にもいろんな形がありますが、1番シンプルなカタチです。
となると、サービス開発を進める上で、どちらをお客さんとするかで、サービス全体の構成やユーザビリティ面に大きく影響します。
なぜかというと、一般的にお客さんとするユーザーを優先して作っていくからです。
お客さんが定まらずにスタートすると、問題が起きたり、サービスの改善・アップデートしたりする時に最適な判断が出来なくなります。
ポイント
最適な判断ができない=よくわからないぐちゃぐちゃなサービス
どんな時に、どんな場面で、誰が、何を、どうするサービスなのかわからなくなります。
つまり、サービスコンセプトがブレている状態。
なので、仮でもいいので【誰がお客さんなのか】をプロジェクトメンバー全員で同じ認識を持つことは重要です。
メルカリの事例
メルカリはお客さんを【出品者】として定義しています。
メルカリを使ったことある方はイメージできるかと思いますが、出品者にいかにストレスを与えずに出品してもらうか、という点を徹底的に考え抜いています。
ゆっけの事例:失敗談
わたしは新規事業でwebサービスの開発に携わっています。
実務でお客さんの定義をせずに、サービス開発を半年行いました。
結果、誰のための、どんなサービスかわからず、ユーザーの声を元に改善するにも、どの様に改善するのがベストなのか判断できない状態に陥りました。
元々、膨大な課題があるからサービスをするわけで、そこに明確な判断基準がないと泥沼にハマっていくことになります。
これはゼロイチでwebサービスの開発に携わってみて最大の学びです。
お客さんは事業フェーズで変えていい
これはそのままですが、1度、お客さんと決めたらずっと固定である必要はないということです。
事業フェーズによって、新たなマネタイズポイントを作ったり、逆に成熟ゆえに事業分離したりすることもあります。
その際に改めて、プラットフォームのお客さんは誰かを考えるといいです。
わたしの事業は1ヶ月に1回ペースで、全体の認識をすり合わせています
過去の経験から私たちは高頻度で確認してます。
わたしが実務で使用している方法を紹介しておきます。
≫【超効果的】インセプションデッキで事業成長を加速|メンバーの目的を一致
まとめ
プラットフォームを作る上で、「誰がお客さん」なのかはサービス開発をする中で非常に重要。
私の失敗談も含めて何かお役に立てれば嬉しいです。