私は社会人2年目(2018年11月現在)の銀座勤務ユースケです。
これまで、「親知らずの抜歯が、痛すぎ~!」「親知らずの抜歯で腫れが引かない…。」とか
まわりでは親知らずの抜歯を経験している友人や知人がいましたが、
自分には一切関係ないものだと思っていました。
そして、そのまま26年が過ぎ、
ある日、突然、咀嚼することが困難なくらいの激痛が右側の奥歯を襲ったのです。
ここ数年虫歯はないし、定期健診でも問題なかったのですが、
この時は「どうせ虫歯だろ~な。こんな急に親知らずが出てくるわけない!」と思っていました。
虫歯でない可能性大!!久々の歯の痛みは歯医者に行きましょう
とはいえ、あまりにも痛かったので、私はすぐに歯医者に行きました。
病院に着くと先客がチラホラ。痛すぎて最優先してほしいですが、
そうもいかないので、気を紛らわせるために、
待合室で着席したところのすぐ横に置いてあった
女性セブンを読んで呼ばれるまで待つことにしました。
しかし、なかなか呼ばれません。
その結果、8畳くらいの待合室とうがいをするためにトイレを何往復もして待ちました。
ここで1時間30分、当日の飛び込みで予約なしとは言え、なかなか呼ばれないので帰ることを決意しました。
そんな中、私に奇跡が起こりました。
帰宅を決心し、ソファから立ったところ呼ばれたのです。
痛みで苦しんでいる私を哀れんだのか、単に順番が回って来ただけなのか、
何はともあれ、私はようやく治療してもらえることになりました。
そして、診察台に案内され、
間もなく診察が始まりました。
親知らずが原因の痛み
私が診断されたのは、「親知らずが悪さしてるね~。」。
いや、いやいや、待て。
俺も抜歯の激痛と術後の痛み、腫れに耐えないといけないのか?
そんなわけない。
でも、レントゲンを見るとハッキリ映っていた…。しかも3本。
右下に「完全埋伏智歯」、右上に「半埋伏智歯」、左奥に「正常な智歯」
全部抜いたほうがいいんだとか。
親知らずを全部抜いた方がいい理由
親知らずの種類
私の場合「完全埋伏智歯」は、結構大掛かりな抜歯になりそうということで、
歯医者ではなく大きな病院を紹介してもらって手術するのが一般的らしいです。
しかし、幸運なのか?その日は、口腔外科認定医が担当医として来院のため、
その場で抜歯ができるということで、右側2本一度に抜歯することにしました。
親知らずの抜歯なんて人生ですると思っていなかったので、
しばらく怖くて落ち着きませんでした。
不安で元気をなくして行く私を見かねた院長が
抜歯をするメリットを話してくれました。
「」
え!?
親知らずって、痛みがあるだけじゃないのか!?
私は正直びっくりしました。
一通り説明を聞いているうちに、
親知らずの抜歯について前向きな気持ちになり、
不安も多少和らぎました。
親知らずの抜歯手術
そして、麻酔を打たれ感覚がなくなって
始まった親知らずの抜歯。
まずは右下の「完全埋伏智歯」。
どうやら本当に難しい抜歯のようだ。
口腔外科認定医も手を動かしながら、
「これは厄介だ。歯が曲がっとるわ。」
私は患者が不安になるようなことは言うな!と、
心の中で思いながら若干の傷みと、歯が欠けるなんとも言い難い複雑な気持ち、
親知らずを引っ張られ続ける感覚に約40分耐えました。
無事に完了したようです。
真っ赤な血液がダラダラ止まりませんが、
舌で右奥歯を触ると確かに穴がぽっくり開いていて何もなくなっているのが確認できました。
続いて、10分程休憩して、
右上の奥歯の抜歯を行いました。
こちらは「半埋伏智歯」で、表面に歯が見えているので、
15分程度で抜歯が完了しました。
親知らずの抜歯後の注意点
抜歯後は、本当に出血が止まらず、
ガーゼを渡されて噛んでいるのですが、
常に血液の味(鉄分?)がしてしんどかったです。
私は、手術や血液が苦手なので、
抜歯後の方がめちゃめちゃ辛かったです。
最後に今後の過ごし方を一通り説明されて、
1週間後に抜糸しますと言われてその日は終わりました。
今、その時のトラウマから残り一本の親知らずを抜くかどうかを悩んでいます。