オリックス銀行の不動産投資ローン口コミ|フルローン3,280万円を実際に借りた体験談

不動産投資

「オリックス銀行の不動産投資ローンって実際どうなの?」「フルローンで審査は通るのか」——この記事はそんな疑問を持つ方に向けて、実際に借りた私自身の体験を正直に書きます。

私は34歳、コンサルティング会社勤務の会社員です。2件目の不動産(首都圏・3,280万円)をオリックス銀行でフルローン(金利2.875%・33年)で購入しました。不動産2物件保有のうち2件目がこの融資です。審査の流れ・金利・実際に使ってみた感想を包み隠さず公開します。


オリックス銀行の不動産投資ローンとは

オリックス銀行はオリックスグループが運営するネット銀行で、不動産投資ローンに積極的な金融機関として知られています。投資用不動産向けのローンを専門的に扱っており、会社員の不動産投資家から高い支持を得ています。

項目 内容
金利タイプ 変動金利・固定金利(選択可)
変動金利(目安) 2%台〜(属性・物件による)
融資上限 最大3億円
返済期間 最長35年
対応エリア 全国(一部エリア制限あり)
対象者 個人・法人どちらも可
フルローン 条件次第で可能
団信 加入可能(金利に含まれる)

なぜオリックス銀行を選んだか

1件目は滋賀銀行ジャストサポートで融資を受けましたが、2件目にオリックス銀行を選んだ理由は主に3つです。

理由① フルローンに対応している

2件目はフルローン(自己資金ゼロ)での購入を検討していました。滋賀銀行ジャストサポートは2割の自己資金が必要ですが、オリックス銀行は属性・物件次第でフルローンが可能です。手元の株式・現金を温存したまま不動産を取得するために、フルローン対応の金融機関を探した結果、オリックス銀行に行き着きました。

理由② 1件目の実績が活かせた

不動産投資の融資は「実績の積み上げ」が重要です。滋賀銀行での1件目の融資実績・家賃収入の実績が、オリックス銀行の審査で「不動産賃貸業としての実績がある」と評価されました。

理由③ 融資規模が大きい

2件目は3,280万円と1件目(700万円)より大幅に規模が大きいです。オリックス銀行は最大3億円まで対応しており、ある程度の規模の物件でも融資が通りやすい環境があります。


審査から融資実行までの実際の流れ

事前相談〜仮審査

不動産会社経由でオリックス銀行を紹介してもらいました。まず事前相談で自分の属性(年収・勤続年数・既存ローン・金融資産)を伝え、融資の可能性を確認します。

仮審査の申込に必要だった書類は以下の通りです。

  • 源泉徴収票(直近2年分)
  • 確定申告書(副業・不動産収入がある場合)
  • 本人確認書類
  • 物件の資料(売買契約書・物件概要書・レントロールなど)
  • 既存ローンの返済予定表
  • 金融資産の残高証明(株式・預金など)

私の場合、副業収入(約300万円)と1件目の不動産収入も確定申告書で申告していたため、これらも収入として評価してもらえました。

本審査〜融資実行

仮審査から本審査・融資実行までの流れはこうでした。

  • 仮審査申込:書類提出後、約1〜2週間で結果通知
  • 本審査:物件の担保評価・本人の属性を詳細に審査。約3〜4週間
  • 融資条件の確定:金利・融資額・返済期間が通知される
  • 金銭消費貸借契約:司法書士を交えた契約締結
  • 融資実行・決済:売買決済と同日に融資が実行される

全体として申込から融資実行まで約2ヶ月かかりました。滋賀銀行と比べてやや時間がかかりましたが、規模が大きい分、審査が丁寧という印象でした。


審査で重視されたと感じたポイント

① 1件目の不動産運営実績

最も効いたと感じたのが1件目の実績です。「不動産賃貸業として〇年間、安定した家賃収入を得ている」という事実が、2件目の融資審査で大きく評価されました。1件目で実績を作ることの重要性を改めて実感しました。

② 金融資産の保有状況

株式約787万円・現金480万円という金融資産の保有状況が、返済能力の証明として機能しました。フルローンでの審査では特に、「万一の際に返済できる資産があるか」という観点が重視されます。

③ 物件の収益性

物件の家賃収入・利回り・立地が審査対象になります。首都圏エリアで安定した賃貸需要が見込める物件であったことが、担保評価・収益性評価の両面でプラスに働きました。

④ 本業の年収・勤続年数

本業年収700万円台・コンサルティング会社勤務という属性が安定性の証明になりました。フルローンの場合、個人属性の審査ハードルが上がるため、年収・勤続年数が重要です。


実際の融資条件

項目 内容
物件価格 3,280万円
融資額 3,280万円(フルローン)
金利 2.875%(変動金利)
返済期間 33年
月々の返済額 約12万円
団信 あり(金利に含まれる)

金利2.875%は、2件目の購入時点での適用金利です。変動金利のため、今後の金利動向は継続的に注視しています。金利上昇リスクへの備えとして、金利が+2%になってもキャッシュフローが成立することを事前に試算した上で購入しました。


使ってみて良かった点

良かった点① フルローンが通った

最大のメリットはフルローンが通ったことです。3,280万円という物件を自己資金ゼロで取得できたことで、手元の株式・現金を温存しながら不動産資産を拡大できました。

良かった点② 団信が付いた

1件目(滋賀銀行)は団信なしでしたが、オリックス銀行では団信あり(金利に含まれる)で契約できました。3,280万円の団信保障が生命保険として機能するため、個人保険の必要額がほぼゼロになりました。

良かった点③ 担当者の対応が丁寧

不動産会社経由で紹介してもらったこともあり、担当者の対応が丁寧でした。審査の進捗・必要書類の案内がスムーズで、初めてオリックス銀行を使う際の不安が小さかったです。


気になった点・注意点

気になった点① 審査期間がやや長い

滋賀銀行ジャストサポートの仮審査が2〜3営業日で出るのと比べると、オリックス銀行は本審査まで含めて2ヶ月程度かかります。物件の買付から決済までのスケジュールに余裕が必要です。不動産会社と連携してスケジュール管理をしっかり行うことが重要です。

気になった点② 変動金利リスク

2.875%という金利は現時点では許容範囲ですが、日銀の金融政策変化により今後上昇する可能性があります。3,280万円という大きな借入のため、金利上昇の影響も大きくなります。定期的に金利動向を確認し、状況次第で固定金利への借り換えも選択肢として持っておきます。

気になった点③ 1件目の実績がないと難易度が上がる

私のケースでは1件目の実績がフルローン審査通過の大きな要因でした。不動産投資の経験がない方がいきなりオリックス銀行でフルローンを狙うのは難易度が高いです。まず滋賀銀行ジャストサポートで1件目の実績を作ってから、オリックス銀行を検討するという順番が現実的です。


滋賀銀行とオリックス銀行の比較

項目 滋賀銀行(1件目) オリックス銀行(2件目)
融資額 540万円(2割負担) 3,280万円(フルローン)
金利 2.875%(変動)
団信 なし あり
審査スピード 仮審査2〜3営業日・速い 本審査まで約2ヶ月・やや遅い
フルローン 不可(2割自己資金必要) 条件次第で可能
難易度 比較的通りやすい 実績・属性が必要
おすすめ対象 初めての1件目 2件目以降・規模拡大時

まとめ:オリックス銀行は「2件目以降の投資家向け」

  • フルローン・大型融資に対応しており、資産拡大フェーズに向いている
  • 1件目の不動産運営実績・金融資産の保有が審査で重視される
  • 団信が金利に含まれており、生命保険設計との連動が取りやすい
  • 審査期間が2ヶ月程度かかるため、スケジュール管理が必要
  • 初めての1件目には滋賀銀行ジャストサポート→実績を積んでからオリックス銀行、という順番が王道

不動産投資ローンの選び方・審査のポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。まずは購入前のチェックリストで自分の状況を確認した上で、どの金融機関が最適かを判断してください。


【著者プロフィール】
34歳・2歳娘の子育て世帯。コンサルティング会社勤務(年収700万円台)。不動産2物件・株式・副業を並行しながら、50歳までの純資産1.5億円を目指して資産設計中。このブログでは、実体験にもとづいた家族資産設計の考え方を発信しています。

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