育児中のパパが考える転職戦略|2回の転職で年収380万→750万になった実体験と地方移住計画

家族資産設計

この記事を書いた人:34歳・コンサルティング会社勤務(年収700万円台)・2歳娘の父。2回の転職で年収380万円→750万円まで上げ、現在は娘が小学校に上がるまでの地方移住を計画中。転職×育児×資産形成を同時に設計しています。

育児中に転職を考えたとき、多くの人がこう思います。

「子どもがいるのに転職なんてリスクが高い」「今は安定を優先すべきでは」

でも転職は、育児中の家計を根本から改善できる数少ない手段の一つです。節約や投資の効率化には限界がありますが、年収アップには上限がありません。

私は2回の転職で年収を380万円から750万円まで上げました。子どもが生まれてからは転職していませんが、これまでの転職経験と今後の地方移住計画を含めて、育児中のパパが転職をどう考えるべきかを書きます。

私の転職履歴と年収の変遷

転職回数 理由 年収の変化 iDeCo
1社目 約380万円
2社目(1回目転職) 経験を積みたい・年収を上げたい 450〜560万円 月5,000円で開始
3社目(2回目転職) プロジェクト終了に伴う地方転勤の回避 630〜750万円 月2.5万円に増額

2回の転職で年収が約2倍になりました。この変化が資産形成に与えた影響は大きく、転職のたびにiDeCo・NISAの積立額を引き上げることができました。

転職が資産形成に与えた影響

iDeCoの制約が転職で解消された

2回目の転職で最も大きかった変化はiDeCoです。前職では企業型DCとの兼ね合いでiDeCoの拠出額に制限がありました。転職後はその制約がなくなり、月5,000円から月2.5万円に増額できました。

年収700万円台で月2.5万円の拠出は年間約7万円の節税効果があります。転職が節税と老後資金準備の両方を改善した形です。

収入増加分を積立に直結させた

転職のたびに年収が上がりましたが、生活費は変えませんでした。増えた収入はそのままNISAとiDeCoの積立増額に回すルールにしていたため、年収アップが直接資産形成のスピードアップにつながりました。

「収入が増えたら生活水準も上げる」という習慣を持つ人は多いですが、この習慣が資産形成を遅らせます。転職による収入増加分は積立に上乗せする設計が、資産形成を加速させる最も効果的な方法です。

育児中の転職:タイミングの考え方

私は子どもが生まれてからは転職していません。でも育児中の転職タイミングについて、コンサルタントとして構造的に整理すると以下のようになります。

転職しやすいタイミング

  • 保育園入園後(4月以降):子どもの預け先が確保されてから転職活動をスタートするのが基本です。保育園の4月入園に合わせた転職は受け入れ枠が多く、企業の採用活動も活発なため転職先を見つけやすい傾向があります。
  • 子どもが2〜3歳以降:体調不良による急な呼び出しが減り、転職活動中のスケジュール管理がしやすくなります
  • 小学校入学前:小学校入学後は学童・習い事などで生活リズムが変わるため、入学前に転職を完了させておく方がスムーズです

転職を避けた方がいいタイミング

  • 産休・育休中:給付金の受給条件に影響する可能性があります。転職する場合は制度の詳細を厚生労働省:育児休業給付についてで確認してください
  • 子どもが0〜1歳の時期:夜泣き・体調不良が多く、転職活動に使える時間と体力が限られます
  • 保育園が未確定の時期:転職直後は有給休暇がない状態になるため、子どもの急な発熱への対応が難しくなります

育児中の転職先選びで重視すること

育児があることで、転職先に求める条件が変わります。年収・仕事内容に加えて、育児との両立という観点が加わります。

①リモートワーク・フレックスの有無

在宅勤務ができると、保育園の急な呼び出し・子どもの体調不良への対応が格段に楽になります。また通勤時間がなくなることで、育児・家事に使える時間が増えます。

転職先を選ぶ際は「制度として存在するか」だけでなく「実際に使われているか」を確認することが重要です。面接で「リモートワークを利用している社員の割合・頻度」を具体的に質問するのが有効です。

②育児への理解がある会社文化

男性の育休取得実績・子どもの急な発熱での早退への対応・パパ社員の割合などを確認します。制度よりも文化の方が実態を反映しています。

③年収水準

育児中は保育料・医療費・習い事など支出が増えます。年収が上がることで入金力(毎月投資に回せる金額)が増え、資産形成が加速します。転職を「収入増加の手段」として明確に位置づけることが重要です。

今後の計画:小学校入学前の地方移住

現在、娘が小学校に上がるまでに地方移住を計画しています。その理由はこうです。

  • 生活費の削減:都内近郊に比べて家賃・物価が下がるため、同じ収入でも可処分所得が増える
  • 子育て環境:自然環境が豊かで、娘にとってより良い成長環境を作りたい
  • 資産形成への影響:固定費が下がることで積立余力が増える。地方での生活費削減分を投資に回す設計にする

地方移住に伴う転職・リモートワーク継続の可否は、小学校入学前までに判断する予定です。移住先の選定基準・資産形成への影響については今後記事にしていく予定です。

転職を「キャリア」だけでなく「資産形成」の文脈で考える

多くの転職記事は「やりたい仕事ができるか」「成長環境があるか」という視点で書かれています。これも重要ですが、コンサルパパとして強調したいのは「転職が資産形成に与えるインパクト」です。

年収が100万円上がり、その増加分をすべて積立に回すと仮定します。月約8万円を年利5%で20年運用すると、約3,300万円になります。転職1回で老後資産が3,000万円以上変わる可能性があります。

転職は「仕事内容の改善」だけでなく「資産形成の加速装置」として捉えることで、判断の軸が変わります。

※上記は年利5%で複利運用した場合の試算です。将来の運用成果を保証するものではありません。

まとめ:育児中のパパが転職で意識すること

  • 転職のベストタイミング:保育園入園後・子どもが2〜3歳以降・小学校入学前
  • 転職先選びの基準:リモートワーク・育児理解・年収の3点セット
  • 収入増加分は生活費に使わない:増えた分はそのまま積立に上乗せする
  • 転職はiDeCoの制約解消にもなる:企業型DCとの兼ね合いで拠出制限がある場合は転職で解消できる
  • 転職を資産形成の加速装置として捉える:年収100万円アップが20年で3,000万円以上の差を生む

育児中の転職はリスクがあります。でもリスクを取らないことのコスト(収入が上がらない・資産形成が遅れる)も同様に大きいです。タイミングと準備を整えた上での転職は、家族の将来を根本から変える手段になります。

※転職に関する制度・給付金の詳細は厚生労働省をご確認ください。情報は変更される場合があります。

よくある質問

Q. 子どもがいると転職は難しいですか?

タイミングと準備次第です。保育園が確保されている・リモートワーク可能な転職先を選ぶ・有給休暇が付与される前の対応を想定しておくなど、育児との両立を前提にした転職活動の設計が重要です。

Q. 育児中の転職で年収交渉はしてもいいですか?

むしろ積極的にすべきです。転職は年収を大幅に上げる最大のチャンスです。現職での昇給は年2〜5%程度が多いですが、転職では20〜30%以上のアップも珍しくありません。年収交渉を避けることで、長期的に受け取る生涯収入が大きく変わります。

Q. パパが育児中に転職する際、妻への伝え方で気をつけることは?

転職による収入・働き方の変化が家庭に与える影響を具体的に共有することが重要です。「収入がいくら変わるか」「育児への影響はどうか」「リモートワークはできるか」を事前に整理して、夫婦で方向性を合意した上で転職活動を進めることをすすめます。


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